野菜をたくさんおいしく!

f:id:sherry33:20161021225112j:plain]「野菜をたくさんおいしく食べる」これが母のこだわりだと気付いたのは30歳頃だと思う。料理は昔から抵抗なく、片付けはあんまりだけど作るのは好きなほうでした。今や主婦歴10年となり、食パンから塩麹まで手作りな日々で、他人からのイメージは「料理できるひと!」な感じ。でも、イメージは案外ギャップがあるもので、料理できるひと=レトルトとか冷凍食品とか全然使ってないひととか、毎日出汁とってるひととかのようです、笑。
料理も性格を映しているひとつだと思います。バランス重視の母だから、作る時間の効率化やパフォーマンスは褒められたい!でもそのために、レトルトを利用するときだってあります。でもそのままでは使わないところが母です。ミートソース使うなら玉ねぎみじん切りして炒めて足したり、トマト缶つかって市販のソースをベースに3倍量に増やしたり。春になると、ホワイトシチューのルーが半額になってるから買って冷凍。クリームソースのベースとしてグラタンやパスタにも使えるのに安くなるなんてありがたいよね。してやったりな顔でたぶんかごに入れてると思う。
出汁も、毎日取れたらいいけど、洋食もちょこちょこでてくる我が家でルーティンにするにはまだ難しいのかもしれない。おみそ汁の出汁は、魚粉ベースで直前に煮出すタイプ。出汁をとるときは煮物を本気で作る時だけかな。
年々、とくにSたちが産まれてからというものやっぱり健康的な食生活になれるようより意識を高めるようになって、Sが小さいときには有機野菜に興味を持ってoisix利用していたんだけど全部まかなうには赤字で、おいしさはわかったけど長続きはしなかった。化学調味料の正体もそのあと詳しく知るようになって、徐々に縮小化しているけれどこのご時世切り捨てるのは違うかなとも思う。今は、コンソメも鶏がらスープの素も常備しているけれど、回数は激減。できるだけ、元のかたちに近いものを買えばいいのだと改めて気づいた。
一通り道を通って、野菜を毎日おいしく食べるってことがずっと貫かれてきたことだったのかーとやっと気づく。オーガニックでなくてもいいの。バローの野菜でもいいの、できるだけ多くの種類をいろんな食べ方で。出汁やレトルトの件は、これからもきっと努力していくから大丈夫と思ってます。

料理のことはもっと書きたい。Sたち、大きくなって誰かに作ってあげる気持ちを経験するかな。作れるっていいよ。1日に3回も笑ってくれる人がいる、というと美しすぎるけど、苦手だと1日に3回も嫌な時間が訪れるのだから、ね。f:id:sherry33:20161021224834j:plainf:id:sherry33:20161024224603j:plain