わたしを映す35のこと~その①~

ちょっと息抜きに、本日よりわたしを表わすワードとその内容を次の誕生日で迎える35こで構成してみたいと思います。これを書くきっかけとなったのは料理家の栗原はるみの「楽しいこといっぱい65」の本を読んだとき、これならわたしも(誰でも)書けそうと思ったから。2012年出版の真っ赤な表紙の図書館で見つけた本で、65歳の栗原はるみさんが自分を映すことを65こ書かれています。この人のすごいところは、全くもって嫌味がないこと!住まいや暮らしの本をたくさん読むと、著者によって言い癖や自慢っぽさを感じることがありますがそれがない。
34歳になった母が、今何で創られているかが少しわかるとSたちはおもしろい?どこかに共通するなにかがあったら私はうれしい。

栗原はるみ
知らない人がいないくらい有名な料理家はるみちゃん。最近のご時世、より簡単に作れるものが流行っていますがこの人は違う。丁寧な作り手、手間を省かない。むしろ手間を楽しんでいます。今の母は、主婦歴11年目。一通り一般的な料理は経験して、上手な手の抜き方も、丁寧に作った本物のおいしさも両方それなりに理解した立場です。自分の多忙度合いによってバランスをとっているのが現実かなと思います。だから、流行りの料理本も好きですが、この方は人として好きです。全部はマネできなくても、このスタンスをなくしては愛が薄れるのと似ている気がするから。料理はじめとする主婦の仕事は愛だから。凛としていて、清潔感がある姿、そんなふうに年を重ねたいと思うお手本のような人に感じます。
話は変わるけど、「食育」なんて言葉わたしが小さいころはなかったけど、各家庭で自然と教われるものでなくなったからできたのかなと感じています。ちょっとさみしいね。

鍋への言い訳

今日、今季初の雪がふりました。Sは子犬のように喜んで走り回り、チビS君は不思議そうにはにかみつかもうとする。そんな土曜日の夜ごはんは、お鍋だったご家族も多かったのかなと思います。我が家も負けじと、パパの希望によりお鍋になったわけですが、母には面倒な葛藤があるのです…。
結論から言うと、「親からの刷り込みはなかなか消えない、でも時間はかかるが書き換えることはできる」です!
ばばちゃんは、料理上手なのですがお鍋に興味がないひと。「まずくはないけど皆がこぞって鍋するのはよくわからない。楽だからするのでは?」という発言をするひとなので、もちろん母の幼少期に鍋はほぼ出されなかった。おでんはあったけど。そんな祖母に育てられた母なので、いつも鍋を作るとなると、手抜きしていると思われるのかなとか、たぶん要らない罪悪感がズシッとのしかかるのです。だから、自分からはほとんど鍋は作らず(作るときは楽をしたいと自覚しているとき)、パパが言うとそれでは…という感じで作っています。同じ世代の、気軽な感じになりたい。ワイワイ、つつくのが楽しいからって、温まるからって、心の底から思いたい。それが、あまり知られていない母の葛藤、というか現状を受け入れてできてはいるんだけど、頭でこんなことになっているのでちょっと面倒だなって感じます。
そこから学んだのは、大多数の世間一般人が楽しむことは、極端に嫌わないよう教育すること。
もう一つわからないのが、付け合せ。お鍋は、スープであり、メインであり、副菜であるため何を作ったらいいのかかなり悩む。今日は唯一日常に食品で使われていない卵を使ったニンジンしりしり。ロールキャベツも食材数は少ないけど同じだなぁ。

クリスマス、その後

クリスマスはなぜか、昔から大好きなイベントでした。わたしの幼少期にハロウィンはなかったけど、クリスマスは母子家庭感じさせないクリスマスをしてくれてうれしかった記憶がある。そして、カラーリング・素材も好きな理由かもしれない。グリーンと赤、ゴールド、シルバーのキラキラ、木目、茶系、キャンドル…好きすぎる。先祖は北欧なんじゃないかってくらい、ツリーが高揚を与え12月入ってからの迎える日までが心地いい。今はチビS君暴れん坊なためキャンドルは点けてもテーブルセンターのみですが。f:id:sherry33:20161227221642j:plainf:id:sherry33:20161227221750j:plainf:id:sherry33:20161227221601j:plain

今年はこんなでした、ツリーに見立てた過去のクリスマスフォトとスノーマンケーキが新しい挑戦。[f:id:sherry33:20161227222614j:plain

気を付けなければならないのは26日になると出しっぱなし飾りっぱなしのクリスマスグッズの見苦しいこと。母、必ず25日の皆が寝静まったあとざっとは片付けます。スーパーでも、床屋さんでも、出しっぱなしを見てしまうととても残念に思う、そのスタッフたちの誰も「すぐにとらなきゃ」というセンスを持ってなかったのか、と。飾るエネルギーがあるなら片付けるエネルギーも半分とっておきましょう。(だからといって、26日のコンビニの旗が恵方巻き予約受付中っていうのもイヤだけどね!)あともう一つ残念なこと、玄関に大きなリースが飾ってある友達の家、毎年透明のビニールに入ったまま飾られてる。何のために保護しておきたいのか、その保ったキレイさはいつお披露目するのかと自問自答し母には解りえない結末に終わります。いとわろし。