どんな家に住む？

2014年に現在の自宅に引っ越した私たち。我が家は築20年の中古マンションをリノベーションしています。買うか借りるか、一軒家かマンションか、新築か中古か、様々な選択肢を通過しこの住み方を選んだわけですが、その理由は長くなるから割愛…。簡単に言えば、住みたいエリアで好みの中身を楽しむ分、削ったのはコストとそれに比例する広さです。こういった判断をする前にいくつか本を読みましたが、日本は世界と比べて収入に対する家のローンがとても大きいんだとか。例えば、２つの同じワイングラス（支出できる分）に家のローンが片方は8割、もう一方は6割入っているとして、その残りの空部分で養育費や車関係、趣味にあてるとしたら、といった図式があったのを覚えている。家が、どんなに満足いく家でも、毎日はそれにひたっていないし他に必ず欲がでてくるのは容易に想像できるよね。

それと新築マンションを見学に行ったとき、ローンのシュミレーションをしてくれたけど正直ピンとこなかった。「共稼ぎで公務員さん、いや～こっちのタイプ（4000～5000万）でも余裕ですよ。」とか。なにをもって余裕とか言ってるんだこのオッサンは私たちの何を知っている、って。

その違和感と、前述を合わせた結論は「ミニマムで上質な暮らしを楽しむ」でした。ベースをぐっと抑えた分、細かい日常的な出費を気にしなくっていいかな～と家を買ってからのほうが思えるようになりました。室内のインテリアにこだわれるし、コンビニでお茶買えるようになったし(笑)あなたたちの習い事を出費で悩まなくていいとか。この感覚はちょっと革命的なんだよ。周りを見渡せば、念願のマイホームを手に入れてローンを嘆く人は山ほど…！