料理が好きな理由~DNA・環境・世代より~

(この文はわかりにくくなるので人物通りで書きます)
つい先日、やっと足の痛みが落ち着きつつある母66歳(ばばちゃんね)と実家のキッチンで話した時のお話より。
母「あなたが子どもの頃と比べてわたしも随分作らなくなったわよ。」と。わたしも「そうだね。」とだけコーヒーすすりながら返した。母は、今でも全く敵わないくらい天ぷらやおこわは誰よりもおいしいけど、言っていることはレパートリーが少なくなったということだとよくわかります。それには、食べ盛りの子どもが家にいないことや、夫である順ちゃんがかなりの小食で偏食であることが大きく影響しているように思う。
続けて、母「秋田のおばあちゃん(90歳)今はボケちゃったけどほんの数年前まで知り合いからおいしいものもらうと作り方その場で聞いて作ってみたりけっこう新しいものにチャレンジしてたよね。」「あ、バターもちとか流行る前から作って送ってくれたもんね。」って。そうだったなぁ、信じられないくらいの量のどら焼きを送ってきておいしかったけど冷凍庫ぱんぱんのときもありました笑。懐かしいな。

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そんなことを話していて、母は思ったのです。わたしが今料理好きなことを理由立てると①祖母と母のDNAを継いでいて②子供が食べ盛りで③夫も好き嫌いがあまりないからかなと。①は、もしそんな料理好きなDNAがあったとしたらうれしいなっていう気持ちです。チャレンジ精神のところかな。②は、改めて考えれば誰だってわかり得ることですが、一人の主婦を時間軸で考えた場合に料理のレベルアップのピークがまさに今(子育て期)だと自覚している人は少ないのでは。③は、②を失った時に大切なキーパーソンだと思います。気遣える関係かとか別の問題はあるかもしれないけれど、ひとまず同居してる人が全く食べないものって結局は作らなくなるものね。
つまり、これを見ているSたちがまだ独身なら、老後まで料理を好きでいるためには偏食のないパートナーを見つけるとことが必要だってことだよ。愛はもちろんのこと。
おまけ
秋田の祖先は商人でお豆腐屋さんだったらしい。どうやら「早起きのDNA」は忘れてきちゃったみたい笑。